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2024あけましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。

昨年は大変お世話になりました。

 

 コロナによっていろいろな規制や我慢があった世の中でしたが、少しずつ緩和され、かつての日常を取り戻しつつあった年になりました。マスク無しで歌えるということが、歌手にとっては本当に大きいです。引き続き警戒と配慮は必要ですか、withコロナがより一層根付いてきているように思います。

 

2023年上半期は、すみだオペラ『こうもり』で、アデーレ役を歌わせて頂きました。

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開演前、1幕の衣装です。

『こうもり』はウィーンの冬の風物詩で、留学時代何度も劇場へ足を運んだ思い出があります。なんだか客席の熱量も、他の作品とは少し違うのです。ウィーンの人が、この作品を誇りに思っているんだなというのがひしひしと伝わり、序曲の高揚感や、歌手や役者の息遣いを今でも思い出すことが出来ます。

 なので留学中沢山の思い出が詰まった『こうもり』で、大好きなアデーレを歌うことができて、本当に嬉しかったです。これからも歌い続けていきたい、大切な役になりました。

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終演後の写真です。

 

 下半期のコンサートでは新たに『椿姫』のヴィオレッタのアリアを歌わせて頂く機会がありました。ヴィオレッタはソプラノなら誰でも憧れる役。私もここ数年勉強を始め、今回は1幕のアリアを歌わせていただきました。いつか全幕歌える日が来たらいいなあ。

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 今年の上半期は3つのオペラが控えています。

 そのうちの一つは10年振りになる、東京文化会館大ホール。10年前は、大学院時代の芸大メサイヤでした。ソプラノのソロを歌わせて頂いたのですが、あの特別な神聖な空間に圧倒されてしまって、もっと成長してここへ帰ってきたい!と思って後にしたのを覚えています。少しでも成長できていたらいいなあ、、、!